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ウーロン茶の美肌効果〜美しい肌は健康な肌〜
皮膚と老化のメカニズム
健康な皮膚の指標は潤い、弾力、張り、血色
 健康な皮膚の指標としては潤い、弾力、張り、血色の良さがあげられます。 皮膚の成分は約半分が水分、約4分の1がタンパク質、主にコラーゲンでできています。加齢とともに皮膚では不溶性コラーゲンが増えて、新しく強いコラーゲンの割合が減り、皮膚の張りや弾力が失われてしまいます。また、水分を保持するプロテオグリカンという組織も、年齢とともに低下します。
 老化に伴い、皮膚の大部分を占める真皮の結合組織の質と量の変化が、皮膚の伸縮性、弾力性、水分量低下につながるのですが、なぜ結合組織に変化が起きるのかという問題になります。老化のメカニズムは、まだまだ遺伝子レベルでの研究が行われています。しかし、大きく関わっている要因として活性酸素があげられます。活性酸素がコラーゲンの合成に必要なビタミンCを減少させ、皮膚の老化をもたらす原因となっていることがわかりました。
・歳をとると皮膚はだんだん薄くなる
 人の頭の皮膚データをとると、その厚さは表皮と真皮とを合わせて、若い時には約2ミリ位あります。それが歳をとるとだんだん少なくなってきます。皮膚の成分は約半分は水分が占め、約4分の1がタンパク質です。このタンパク質は、主にコラーゲンからなっています。
・皮膚の張り、皮膚の弾力性
 特に真皮について焦点を当てて検討すると、その約4分の1を占めているコラーゲンは、繊維芽細胞というところで作られています。その間を埋めているのが結合組織で、コラーゲン繊維、エラスチンという繊維状タンパク質、それとプロテオグリカンという成分などからできています。 繊維芽細胞で作られたコラーゲンは、細胞の外に出て繊維状の束を作ります。 もう一つの繊維状タンパク質であるエラスチンも科学的にはコラーゲンの仲間なのですが、物理的な性格が違っています。コラーゲンは引っ張る力には非常に強いが、引っ張っても伸びない。ところがエラスチンは弾力性があり、伸び縮みできる。このことから、コラーゲンというのは皮膚の張り、エラスチンが皮膚の弾力性という部分に非常に大きく関わっているといえます。

・年齢と共にコラーゲンが変化する

 研究室でモルモットを約2年間飼育し、皮膚のコラーゲンについての研究を行いました。動物の年齢を人の年齢に相当する時期に当てはめると、成長期ではコラーゲンの増加が非常に大きく青壮年期、中高年期には大きな変化はなくなってきています。また、コラーゲンが少しずつ置き換わってきますが、だんだん歳をとっていくにつれて、分解されにくい不溶性のコラーゲンが増え、そのため歳とともに新しく強いコラーゲンの割合が徐々に減少し、皮膚の張りや弾力が失われていくのです。

・コラーゲンの合成にはビタミンCが必要

 繊維芽細胞で作られるコラーゲンは、撚り集まって3本組み合わさった鎖のようなものになり、繊維の基本単位を構成します。その基本単位が何本か集まってコラーゲンの繊維になり、皮膚に強さを与えています。そして、酵素の働きで繊維の基本単位がうまく作られるのですが、酵素が働く時には必ずビタミンCが必要になります。つまり、ビタミンCがなければコラーゲンはうまく合成されません。
・プロテオグリカンの水分保有率は年齢とともに低下
 結合組織の中には、コラーゲンやエラスチンのほか、プロテオグリカンというものがあります。特徴のある化学構造を持ち、大小のヒゲが水分を保持する働きをしています。プロテオグリカンは年齢とともに少しずつ減少し、それに伴い皮膚の水分量も次第に低くなります。これは歳をとると、皮膚の張りや弾力が失われ細胞と細胞の間を埋めている結合組織も少なくなってくるからなのです。このように、老化に伴い、皮膚の大部分を占める真皮の結合組織の質と量の変化が、皮膚の伸縮性、弾力性、水分量の低下につながるのですが、そこで結合組織の変化がなぜ起きるかということが問題になります。老化のメカニズムに関しては、現在、遺伝子レベルで、研究が進められていますが、老化の途中で非常に大きく関わっている要因の一つとして活性酸素があります。
・活性酸素が皮膚の老化をもたらす
 活性酸素というのは、反応性の強い酸素のことで、もともと私たちの体を外敵から守るために、体内で生成されていますが、過剰になると老化や疫病などの悪影響を及ぼします。そのため、SODやカタラーゼなどの酵素によって活性酸素を消去するメカニズムを私たちは併せ持っています。
最近の研究で、ウーロン茶には、活性酸素を消去する働きがあることが判ってきました。活性酸素の増加を防ぐ為に、紫外線のように外からくるものに対しては、極力避ける方法をとることが可能です。しかし、老化などの内的要因に対しては、 活性酸素をコントロールする働きを、体の中から強化することが必要なのです。