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| 麻木: |
さて、第二部のトークショーを始めさせていただきたいと思います。前半は、先生方のお話をうかがったわけですが、後半はトークショーですから、できれば気楽に楽しくお話できればと思います。川野さんは、講演をどんな風にお聞きになっていらっしゃいましたか。
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| 川野: |
ウーロン茶が肥満に効くというのは前から知っていましたが、アトピー性皮膚炎に効くという知識はありませんでした。とても勉強になったと思っています。
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| 麻木: |
織作さんはどんな風にお聞きになっていらっしゃいましたか。 |
| 織作: |
中華料理が大好きなんです。いろいろな食材を使って作られているので、栄養価が高いということもあるんですが、必ずウーロン茶が出ますからね。もともと油分を中和する成分があると聞いていましたので、ウーロン茶があると安心して食べられるという気がして、心置きなく食べていました。よく考えたら、今はどの店にでもウーロン茶はありますから、最後に1杯飲むことがいいなと、今日分かりました。
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| 麻木: |
松井さんは名誉茶師ですから、ウーロン茶についていろいろ教えていただきたいのですが、今日の講演のこと以外にも効用があるんでしょうね。
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| 松井: |
私たちは、10年以上前から科学的な見地でさまざまな研究を行ってまいりました。今日の講演にでてきた肥満抑制効果のほかに、高血圧を下げる効果、老化を防止する効果、虫歯を予防する効果などを確認しており、ウーロン茶の効果が大きいことに驚いています。
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| 麻木: |
さて、皆様の生活とウーロン茶というテーマなのですが、川野さんは学生時代は野球選手でいらっしゃった。
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| 川野: |
ええ。大学で野球をやっていました。
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| 麻木: |
私たちの年令だと、うーんと小さい頃にはウーロン茶にはなじみがなかったんですけれど。いくつぐらいの時ですか、ウーロン茶になじみ始めたのは。
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| 川野: |
やはり、学生時代。野球をやっている頃だと思いますが。野球をやめて同級生が皆みるみる太っていくんですよ。運動量が減っても食べる量は変わらないですから。俳優になるぞっていう時期だったのでウーロン茶をよく飲んでいました。
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| ・お酒を飲んだらウーロン茶を飲んでから寝る |
| 麻木: |
男の俳優のかたもウェイト・コントロールには、皆さんが気を遣っていらっしゃるのですか。
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| 川野: |
やはり、表では言いませんが、皆気を遣っていると思いますよ。
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| 麻木: |
男ばかり集まって、キミちょっと太ったねなんて... |
| 川野: |
それ、ちょっと気持ち悪いですね。そんなことは言いませんが、皆やっぱり気を遣っていると思いますよ。
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| 麻木: |
そんな時、ウーロン茶の水分補給って量を飲みやすいというのもありますね。
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| 川野: |
飲んだ後の後口もいいし、次の日とかもね。先程、松井さんに聞いたんですけど、飲んだ次の日もいいけど、飲んだ後にウーロン茶を飲んで寝ると非常にいいそうです。
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| 麻木: |
松井さん。お酒を飲んだ後のウーロン茶はいいんですか。 |
| 松井: |
そうですね。中国の昔の文献にも、お酒をさますという効果が書いてあります。お酒を飲んだ後に、悪酔いしないようにお茶を飲んでおくと、非常にすっきりと酔いがさめるという効果があります。
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| 麻木: |
織作さんは、最初にミス・ユニバースの日本代表でご自身がカメラの前に立ったりするお立場で、その後は写真家として写真を撮る方。いずれにしても、そういう業界では、美容や健康にとても敏感だと思うのですが。
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| 織作: |
そうですね。
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| ・ウーロン茶があると安心する。
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| 麻木: |
ウーロン茶はどんな風にお飲みになっていらっしゃいますか。 |
| 織作: |
1日中スタジオに入っている時もありますし、ロケで外の撮影をする時もあるんですが、もう、必ず缶入りウーロン茶はつきもので、「お弁当にウーロン茶」というセットは決まったようなものですね。また、油分が欲しくなるようなハードな仕事の時があるのですが、そうした時に一緒にウーロン茶があると、なんとなく安心感がありますね。それと、私は中国が好きで時々撮影に行くんで
す。先日も撮影をしてきたんですが、中国の女性ってやはり肌がきれいなような気がするんですよね。
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| 麻木: |
実際そうでしたか。 |
| 織作: |
特に10代後半の女の子なんかは、つるんとしてて、きれいだなと思いました。日本でも、カメラをのぞくとまず皮膚がきれいかどうかというのは非常に気になるんですね。モデルを選ぶ時には必ずオーディションをやるんですが、一番損なのは、肌のコンディションが悪い方ですね。今は自分が選ぶほうの立場でホッとしておりますけれども。
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| ・フランス料理にもウーロン茶 |
| 麻木: |
最近は、中華料理だけじゃなく、和食であろうが洋食であろうが、フランス料理、イタリア料理、どんな店にもウーロン茶は必ずある。松井さん、ウーロン茶って何にでも合いますね。ケーキと一緒に飲んでもかまわないし、和食でも合うし、それでいて飲み口は個性がないわけじゃないんですよね。それって不思議ですね。
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| 松井: |
私は、ウーロン茶こそ、お茶のおいしさを一番高めたお茶じゃないかと思っているんです。香りもよし、味もよし、バランスのとれたお茶ですね。
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| 麻木: |
川野さんは料理番組のレポーターとして、あちらこちらでおいしいものをいっぱい食べているので、一般の方々は皆、うらやましいって言いますけど、食べるのは結構大変なんでしょう。
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| 川野: |
やはり、主体がフランス料理のコースですから、油っこくなってきますね。いつもは1日1軒だけなんですけど、地方に行った場合は2軒ということもあります。2コース分食べなきゃいけない時は、腹ごなしにウーロン茶を飲んでから、軽く散歩をしたり体操したりします。そういう時は、やはり、なぜか、ウーロン茶です。
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| 麻木: |
いよいよ、名誉茶師として、松井さんにいろいろうかがっていきたいと思います。名誉茶師という言葉は初耳だったのですが。
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| 松井: |
茶師といいますのは、茶葉の鑑定をする人の称号なんです。ウーロン茶の本場・福建省では茶師が20人くらいおられます。中国以外の茶師は名誉茶師と呼ばれるのですが、私は外国人つまり中国国外では、私の研究所の先輩に続いて2人目なんです。
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| 麻木: |
日本で2人目。どういうことをするんですか。 |
| 松井: |
まずは品質鑑定です。そしてウーロン茶に関するいろいろな研究を行います。それ以外に、中国と日本のウーロン茶を通じての橋渡しをします。福建の新聞には友好使者と書かれました。
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| ウーロン茶を毎日1リットル |
| 麻木: |
実際、松井さんは日常生活の中では、ウーロン茶を何杯くらいお飲みになるんですか。
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| 松井: |
何杯かは分からないのですが、毎日1リットルは飲んでいます。 |
| 織作: |
スマートですよね。
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| 麻木: |
そうですね。全然太っていらっしゃらないですよね。 |
| 松井: |
お蔭様で。これもウーロン茶の効果ですね。
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| 麻木: |
そのウーロン茶について、いろいろ教えていただきたいのですが。 |
| 松井: |
ウーロン茶というのは、半発酵という特殊な工程によって、独特の味と香りが作りだされます。その香りと味が日本の消費者の口に合うというように思っています。ウーロン茶発祥の地は、武夷山という福建省の山岳地帯です。景色が美しく、水墨画の世界のようなところです。そこで、元の頃ですから、だいたい14世紀の初めに皇帝が飲むための茶園が作られていました。そして、いろいろ品種改良された結果、ウーロン茶が生まれたと聞いています。
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| 麻木: |
お茶というのは、最初はみな同じ葉だということですが。 |
| 松井: |
武夷山に皇帝の茶園が開かれていた頃は、緑茶だったんです。
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| 麻木: |
中国でも最初は緑茶だったんですか。 |
| 松井: |
最初は皇帝が緑茶で飲んでいたんですけれども、明の時代になってからお茶の葉を急須に入れて飲むようになったんです。その頃から、いろいろな作り方の改良とか品種改良が行われました。その間に、半発酵という工程が生まれたようです。
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| 川野: |
ちなみに、日本茶はどういう風に...。 |
| 松井: |
不発酵茶といいまして、とれた葉の発酵をすぐに止めています。まあ、素材の良さをそのままお茶にしたというのが日本茶ですね。ウーロン茶の場合は、さらにお茶の持っている性能を高めて、限りなく香りが良く味が良いものを作り上げたものです。
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| 川野: |
紅茶は、葉が開いていますね。 |
| 松井: |
紅茶は最後に、あるきっちりと決められた温度と湿度の中で完全に発酵したものです。
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| 麻木: |
そうすると、発酵されない緑茶があって、もう一方に完全に発酵させる紅茶があって、ウーロン茶はその中間ということですね。中間って難しいですよね。
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| 松井: |
そうです。いろいろな工程を経て、さまざまな試行錯誤の末に、一番良いものを作り出したと思います。
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| ・ウーロン茶に含まれるポリフェノール
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| 麻木: |
先程の先生方の講演でも、いろいろな効用の話があったのですが、そのなかでポリフェノールという成分が出てきましたね。このポリフェノールが含まれる量がウーロン茶は一番多いのですか。
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| 松井: |
発酵によりまして、ポリフェノールという成分が作り出されるのですが、ウーロン茶の場合、半発酵という製法により、健康に効くちょうど良いポリフェノール(ウーロン茶ポリフェノール)多くできるのです。
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| 麻木: |
川野さんから、名誉茶師の松井さんに何か質問ありますか。 |
| 川野: |
僕は、ちょっと舞台をやっていたのですが、のどを潤すときはウーロン茶を避けていたんです。のどや口の中の油を取り過ぎちゃうと思って。そのへんはどうなんでしょう。
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| 松井: |
ウーロン茶が脂肪を洗い流すと言うのは脂肪代謝機能を上げるということで、体の脂肪を洗い流すということではないんです。中国の古い文献には、お茶がのどを潤す効果とのどの渇きを止める効果があると載っています。
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| 麻木: |
では、川野さんはまるで逆に思っていた。 |
| 川野: |
ロケの時に、お弁当についているウーロン茶で歯磨きしたことがあるんですが、いろいろな資料をみていたら虫歯にも効くらしいので、これは間違ってなかったなと思ってますが。
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| 松井: |
ウーロン茶のポリフェノールが虫歯菌の歯垢を作ったりするのを抑えるんですよ。
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| 川野: |
食べた後に、飲むだけでも? |
| 松井: |
そうです。
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| 麻木: |
いろいろなお話を伺いましたが、織作さん、今日のご感想をお聞かせください。
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| 織作: |
ウーロン茶が非常に良い効能をいっぱい持っていることを勉強しました。あと、武夷山ですね。ぜひ次は行ってみたいと思います。撮影でね。
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| 麻木: |
川野さんのご感想は? |
| 川野: |
間違った知識をいっぱい持っていたなという感じです。本当にいろいろな意味で勉強になった。ウーロン茶を飲む時は、腰に手を当てて、ぐいっと正しくいただきたいと思います。
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| 麻木: |
今日は皆さん、どうもありがとうございました。 |