| 麻木: |
先程から皆さんと一緒に講演を聞いていたゲストの皆さんのご感想を からおうかがいいたします。まず、渡辺さんですが、熱心にメモをおとりに
なっていらっしゃいましたね。 |
| 渡辺: |
ええ、数ページにわたってメモをとらせていただきました。活性酸素、 コラーゲン、エラスチンと、えー、これは何ですかね?(笑)
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| 麻木: |
聞いていないじゃないですか。(笑) |
| 渡辺: |
ウーロン茶が脂肪を取るにはいいってうかがってはいたのですけれど ね、肌にいいっていうのにはびっくりしましたね。知りませんでした。私も若く見えますけれどもう60をこえていますので、そろそろ肌の方が心配なので、
大変ためになりました。なんて冗談ですが、麻木さんも大分お肌の保水能力が 落ちてきたのではないですか。 |
| 麻木: |
1番若い頃で皮膚の厚みが2ミリで、歳をとると1ミリになると聞いて 怖くなりました。今、どのくらい薄くなっているのかしら。
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| 渡辺: |
でも面の皮は厚いですよ。(静寂) |
| 麻木: |
誰も笑わないじゃないですか。高田さんはどんな感想を抱かれましたか。 |
| 高田: |
そうですね、お隣の渡辺さんがあまりにも熱心にメモをとってられたので私もつられてメモをとったのですけれど...ダイエット効果は聞いていましたが、お肌とのつながりは知りませんでした。ウーロン茶をのむことで、その2ミリを維持したいなと思います。
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| 麻木: |
その点、高田さんはまだ間に合いますから、いいですね。 |
| 高田: |
いや、もう曲がってきているかなっていう感じです。(笑) |
| ・茶師は本場の福建省でも20人くらいしかいないそうですね。
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| 麻木: |
それでは松井さんに、講演についてのご感想と、名誉茶師についてご説明願いたいのですが。茶師の資格を持っている方は、本場の福建省でも20人くらいで、10年以上経験を積んで実技試験や経験などの難しい条件をクリアしないと名誉茶師にはなれないそうですね。
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| 松井: |
まず感想ですけれど、1昨年のこのウーロン茶フォーラムでも活性酸素の話がありましたが、今回、美容、お肌について発表され、大変わかりやすい内容でした。肌の保湿効果や皮脂量を保つ効果があるとお聞きしてびっくりしました。ウーロン茶にはまだまだ知られていないすばらしい効果があるのですね。それから茶師についてですが、お茶の品質鑑定人のことを指します。名誉茶師の「名誉」というのは、中国以外の国の人に与えられる称号です。私は去年の4月に福建省を代表する今日の主催者でもある福建茶葉進出口公司からいただきました。茶師の資格を取るには、麻木さんから経験や、試験というお話がありましたが、それ以外に、ウーロン茶に関する研究論文の発表などもあります。
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| 麻木: |
それでは、渡辺さんと高田さんの日頃のウーロン茶との付き合い方をうかがいたいのですが、まず渡辺さんは。
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| 渡辺: |
ぼくのウーロン茶との付き合いは6年くらいです。ウーロン茶は脂肪を取るってブームになったじゃないですか。あれ以来、ウーロン茶を愛飲しています。中華料理ではウーロン茶ですし、焼酎のウーロン茶割りもよく飲みます。
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| 麻木: |
最近、中華料理店に限らずどこの店でもウーロン茶を頼めば出てきます し、なぜかテレビ局のお弁当やロケ弁に付いて出てくるのは必ずウーロン茶ですね。高田さんはいかがですか。
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| 高田: |
健康とダイエットにいいのかなというようなところがありますね。水を飲むよりはウーロン茶
って感じですね。お酒の場でも、飲めない時にはウーロン茶にしています。その場で格好悪くなく飲めるという利点がありますね。
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| 麻木: |
ウーロン茶が日本で普及した当時、高田さんは中学生でしたか。 |
| 高田: |
初めてウーロン茶を飲んだのは中学2年生です。その頃、器械体操の夏の合宿で「今日から飲み物はウーロン茶だけです」と強制的に先生と部長から言われて、最初は嫌だなと思いました。それまで麦茶しか飲んだことがなかったので、最初は違和感がありました。しかし、1週間後には慣れてしまい、こぞって飲むほど好きになってしまいました。
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| 渡辺: |
言われてみれば、ぼくも最初飲んだ頃には違和感がありました。でも今は全然違和感がありません。冷蔵庫開けるとペットボトルが入っていて、ガーッと飲んでしまっているし、それが当たり前の味になってしまっています。
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| 松井: |
ウーロン茶の味は、あまり渋くなく、香りもありますし、ちょうど味と香りのバランスがとれたお茶なので、すぐに慣れることができたのでしょう。
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| ・ピンクレディーがウーロン茶ブームのきっかけに。
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| 麻木: |
さて、会場の皆さまのうち百名様のお手元にボタンがあると思いますが、そのボタンを使って、クイズをしてみましょう。最初の問題です。「ウーロン茶が日本で痩せるお茶としてブームになるきっかけを作ったのはピンクレディーである」。会場は○は18人です。高田さんは?
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| 高田: |
ペッパー警部が流行ったのは、たしか20年ほど前で幼稚園に通っていた頃ですから、×だと思います。
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| 麻木: |
松井さん正解は。 |
| 松井: |
○です。諸説がありますが、女性週刊誌がウーロン茶を取り上げるようになったのは昭和54年です。当時、人気上昇中のピンクレディーが、「ウーロン茶でダイエットして痩せた」と発言して一気に広まったのです。
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| ・1年間に60億本が消費されています。
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| 麻木: |
日本におけるウーロン茶の歴史をもう少し詳しくご説明願えますか。 |
| 松井: |
1981年に缶入りウーロン茶が発売され、その後、様々な容器が出て、 どんどん消費が拡大しました。現在では、190g缶に換算して1年間に約60
億本が消費されています。日本人1人当たり年間50本飲んでいるということになります。 |
| 麻木: |
日本での歴史は20年ですが、本場中国の歴史はどんなものなのですか。 |
| 松井: |
ウーロン茶の歴史は、14世紀の初めに福建省の武夷山に始まっています。 武夷山に中国皇帝の茶園が開かれ、皇帝への献上茶が作られるうちに、16世紀
頃にウーロン茶が生まれたと言われています。 |
| 麻木: |
高田さんは、武夷山にお茶の取材に行かれたそうですね。 |
| 高田: |
皆さんが手で摘んだお茶の葉をていねいに手で揉んでいらしたのをよく覚えています。葉を選り分けたり、乾かしたり、発酵させたりと、多くの工程がありますが、全部手作業です。これだけの人の手を通して細やかな工程を経ているから、おいしいのかなと思いました。
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| 松井: |
ウーロン茶は、まず葉を日に乾して、それから室内で発酵させます。発酵は大体10〜12時間くらいやり、丹念に手で揉みます。揉んで味ができあがったら乾燥してでき上がりです。この段階では、茎や葉が全部含まれていますから、その後、選別などの工程があります。
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| 麻木: |
高田さんは、中国でウーロン茶をたっぷり飲んで、帰ってからも飲み続けられて何か効果がありましたか。
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| 高田: |
私はずっと冷え性でしたが、中国に滞在して、1週間くらいしたら手足の冷えがなくなりました。何でこんなにポカポカしているんだろうと不思議に思っていました。日本に戻ってから2ヶ月くらい毎日飲んでいますが、冷えなくなりました。
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| 松井: |
お茶の中には、血管の拡張作用や代謝を高める成分もあります。多分そういうことがうまく合わさって冷え性が治ったのだと思われます。
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| 渡辺: |
本当に健康にいいんですね。 |
| ・冷たいウーロン茶も温かいウーロン茶も効果は同じ。
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| 麻木: |
次に、ウーロン茶のダイエット効果にまつわるクイズです。「ウーロン茶のダイエット効果に関しては、科学的に証明されていますが、俗に冷たいウーロン茶は温かいウーロン茶と比べて、その効果が薄いと言われています。この説は○か×か」。
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| 高田: |
○だと思います。ウーロン茶に限らず、温かいものの方が血行がよくなって体を温めますし、冷たいものは内臓を冷やしますから、内臓に脂肪が付くと言われたような気がします。
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| 麻木: |
お答えは、半々といったところです。松井さん、どちらですか。 |
| 松井: |
×です。ウーロン茶飲料は熱湯で抽出しますので、熱くして飲んでも、冷やして飲んでも、成分は一緒です。したがって効果は全く変わりません。
ちなみにウーロン茶はまったくカロリーがありません。最近、無糖茶として穀物類を混ぜて作ったお茶がありますが、はと麦や玄米などの穀物茶は、ノンカロリーではありません。
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| 麻木: |
次のクイズです。「お茶にはウーロン茶の他に、緑茶、紅茶もありますが、それぞれ木の種類が違い、茶葉も違う」と思う方は○をお願いします。28名の方が○です。
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| 渡辺: |
これは○です。緑茶は日本で飲まれてきたお茶でしょ。紅茶はインドで、ウーロン茶は中国でしょ。色も違うし木も違うんじゃないでしょうか。
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| 高田: |
私は×です。 |
| 麻木: |
松井さん、どちらですか。 |
| 松井: |
×です。お茶の木の祖先は同じです。いろいろなお茶を作るために品種改良されていますが。発酵しないのが緑茶、半発酵するのがウーロン茶、発酵するのが紅茶です。
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| 渡辺: |
発酵させるかさせないかとで変わってくるのですか。 |
| 松井: |
そうですね。色、味、香りなどが変わります。 |
| 高田: |
発酵している途中で、どこで止めるかで変わってきます。 |
| 麻木: |
発酵し過ぎると発酵茶になってしまうのですか。 |
| 高田: |
紅茶になってしまいます。 |
| 松井: |
もともとお茶の持っていた成分が、約半分だけ変化している、半分くらいで発酵を止める、ということです。
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| ・ウーロン茶ポリフェノールは、虫歯予防に効果が。
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| 麻木: |
最後の問題です。「ウーロン茶ポリフェノールは、虫歯にも効く」と思う方スイッチを押してください。高田さんは?
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| 高田: |
○だと思います。例えば台所のシンクに流すと汚れが落ちますね。フィンガーボールにも入っていますから、殺菌効果があるのではと思われます。
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| 麻木: |
近頃はウーロン茶入りのウェットティッシュを、コンビニなどで見かけますね。松井さん、お答えは?
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| 松井: |
○です。皆さんよくご存じですね。虫歯は、口の中にミュータンスという虫歯菌がいるのですが、それが歯垢を作ることによって発生します。ウーロン茶を飲むとこの虫歯菌の働きを抑えて、虫歯を予防するわけです。
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| 渡辺: |
虫歯があるんですが、ウーロン茶を飲めば治りますか。 |
| 松井: |
治療はできません。予防だけです。歯磨きは一日に何回もできませんが、ウーロン茶は一日に何回でも飲むことができて、虫歯予防に効果があります。
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| ・アトピー性皮膚炎にも抗アレルギー剤と同程度の効果が。
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| 麻木: |
今日は様々なウーロン茶の効果についてお話をうかがってきましたが、アトピー性皮膚炎にも効くそうですね。
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| 松井: |
滋賀医大の治験結果では、ウーロン茶を飲むことで、アトピー性皮膚炎の患者さんの64%が改善したという報告が出ています。ウーロン茶は薬ではありませんが、市販の抗アレルギー剤と同程度の効果が得られたという報告がなされています。
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| 麻木: |
ウーロン茶によって、体質を改善していくわけですね。 今日のテーマでもある、みずみずしい肌を保つという点では、二重の効果もあり非常に期待できます。高田さん、おらためてご自分のお肌について。
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| 高田: |
自分の肌について細かくケアをしたことがありません。もともと肌が白くて、きめも荒くないので(笑)。今後も、肌を守るためにウーロン茶を飲み続けていこうかなと思っています。
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| 麻木: |
この話を聞いて今日から、「よし飲むぞ」といった場合でもまだ間に合いますよね。
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| 松井: |
はい、間に合います。皆さまにこういったウーロン茶の効果を本当に知っていただきたいですね。
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| 高田: |
先程8週間続けると効果が顕れるというお話がありましたから、まずは8週間続けてみましょう。
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| 麻木: |
ウーロン茶は、どこでも手軽にしかも安く手に入るので、この習慣はつけやすいと思います。
今日これからあらためてそういう習慣をおつけになっていただきたいと思います。
皆さん、本当に今日はどうもありがとうございました。 |